OS Ubuntu 18.04 LTS が10年間のサポート!? OSにお金をかける意味って..
フリーで使えるOS である Linuxのディストリビューションの1つである Ubuntu 18.04 LTS のサポート期間が 5年から10年に延期される報道がありました。
長期間サポートされることは、OSの基礎部分の完成度が高い証拠です。
ただし、現時点ではデスクトップ機能まで含むかどうか明らかになっていません。しかし、LTS版はその名の通り、Long-Term Supportの意味で5年という長期間をサポートしてます。
以前、某OSが数年立たずに新しいディストリビューションを販売したときには、バグ隠しの批判が多発し、それを解析したスーパーユーザーがいたほどです。
OSが長期間サポートすることは、完成度が高くないとできないですし、ましてや産業界で利用する側は特に安心して使えません。
頻繁に機能改良という詭弁を使って利用者から頻繁に利用料をとることを考えている xxx7 や xxx10 などとは大きな違いですよね!
気づいてない方も多いと思いますが、MACにしろWindowsにしろOS自体を買っていると思っているフシがあります。
大きな誤解で、あくまでも利用料金の先払いでしかないのです。
MACはまだ専用ハードという特徴から、OSの利用対価としての価値はあります。
しかし、Windowsの場合、その辺のPC(AT互換機)で使えるOSです。そんな汎用OSにお金を費やす必要ありますか?
OSは基本機能だけをフリーで提供し、付随する機能を有料化すればよいのです。もしOSに対してサポートが必要な時は、サポート料金として有料化すれば良いのです。
その点、Linuxは解かりやすいですよね。
あくまでも個人的な見解としてですが、
OSの技術的完成度からみると
となるのではないかと思います。
実際、MACにしろWindowsにしろ、Linuxの技術を取り入れてます。
身近なIT機器やIoT機器などにも、Ubuntuを初めてとするLInuxが導入されていることが多いです。私が使っているMP3プレイヤーもLinuxで動いています。
それだけ信頼度が高く、軽量・スリム化できるOSなのです。
Webサーバーや企業内サーバーの大半が Linux (サーバー版) です。
しかし、利用できるアプリの豊富さ、便利さから見ると
となるのではないかと思います。
Ubuntuのインストールは以前より遥かに分かりやすく、使いやすくなっていて、セキュリティやバグなどのマイナーバージョンアップ、自動バックアップも楽です。
Ubuntu のサポート期間延長により、開発されるアプリやドライバーは飛躍的に多くなるでしょう。
既に、Offiice系,グラフィック,動画編集,動画・ミュージック再生などのアプリは充実してきています。
アプリの使い勝っては、Windows に比べるとまだ機能不足という感はありますが、これも徐々に解決されていくでしょう。
これは、Linux全体にも同じことがいえます。
ただ注意することがあります。
Ubuntuはフリーで使えますが、あくまでも無償であり、有償ではありません。
すべては利用者の責任下で使うことを意味しています。
しかし、5年(10年になるかも)のサポート期間、OSのバグやセキュリティはアップデートされるので、安心して長期間利用できることには違いありません。
Ubuntu に乗り換えるのも良いかもしれませんよ(笑)
その時は最低限の知識は勉強してね♥
ちなみに私は Ubuntu 18.04 LTS デスクトップ版 を使っていますが、文章・表計算・画像・イラストなどの作成や音楽・動画の作成・再生など不便なく利用していますよ!
1円もお金をかけていません。
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