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糖尿病①:糖尿病がなぜ怖いのか?糖尿病のいろいろと簡単にまとめてみました

 糖尿病は5大疾病(がん、脳卒中、心臓病、糖尿病、精神疾患)の1つです。
さまざまな合併症が引き起こされる厄介な病気です。神経障害から透析や手足などの切除、最悪死亡することもあります。

 偏った食事・運動不足・飲酒・喫煙・ストレス…こうした生活を続けていると生活習慣病の1つである糖尿病を引き起こす確率が上がります。
生活習慣病はサイレントキラーとも呼ばれ、本人の気付かないうちに進行させます。

※ 私は医者ではありません。集めた情報をまとめた記事なので、そのつもりで読んでくださいね!

食事とすい臓の疲弊

 生活をするために必要となるエネルギー源である栄養素の1つが糖質です。
糖質は消化されたあとブドウ糖として血液中に取り込まれ(血糖)、最終的にはエネルギーとして消費されます。


※ かなりざっぱなグラフです

 血糖を血液中に取り込むために重要な働きをするホルモンにインスリンというものがあります。
食事などによって血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌されます。
正常な人はしばらくすると、インスリンにより血糖は吸収され、すい臓からのインスリンからの分泌も収まってきます。

しかし、インスリンの量が不足したり、インスリンの働きが悪くなると、血液中の糖分はなかなか吸収されず、血糖値が高い状態となります。
このような状態になる病気を糖尿病と呼びます。

 糖尿病は血糖がなかなか減らないため、すい臓は頑張ってインスリンを分泌し続けます。
これを繰り返している内にすい臓は疲弊していきます。

糖尿病の合併症など、図にしてみました

※ 文字が小さくて読めない時は、ダウンロードして参照してください

 この図のように、糖尿病には数多くの合併症などのリスクがあり、本当に怖い病気です。
歯周病との関係性もあるので、定期的に歯医者に行ってチェックしてもらいましょう (^o^)/

 軽く思われがちな神経障害でも軽度な人もいれば、重度の人もいます。シャワーのお湯が当たるだけでも相当痛い人もいます。最悪日常生活ができない人も。
1つの合併症だけでも、日常生活が危うくなる場合があります。

 また、糖尿病により別の病気にかかってしまった時に、その病気を悪化させることもあり、糖尿病で通っている病院以外で受診される際は、必ず、おクスリ手帳とともに糖尿病手帳か看護師に糖尿病である旨と服用している薬を伝えましょう!

ということで...

 糖尿病の怖さを少しは分かって頂けたと思います。
『私はまだ大丈夫!』と思わず、定期健康診断などで血糖値で引っかかったら、必ず再診してもらってください。

 一度疲弊したすい臓はそう簡単に戻るものではありません。
『年齢的に気をつけようかなぁ〜』では手遅れな場合も多く、若いときからの生活習慣によって大きく変化します。
すい臓の疲労の積み重ねのようなイメージをされると良いでしょう。

 また、太っているから糖尿病になりやすいと一般的に思われがちですが、痩せていてもなる人はなってしまいます。
なので、痩せていても油断しないようにしましょう (^^ゞ

 現在、医療費の増大に伴って、厚生労働省は薬を出しすぎないよう医療機関に指示を出しています。そのため、合併症を持っている患者さんは内服薬を減らされてたりしていて、精神的なプレッシャーとなっています。医者もどの薬を減らすか悩むほどらしいです。
病気に一番良くないのはストレスです。しかし、これでは軽減できる症状も悪化すると思います。
患者のストレスを増やしているのが、厚生労働省の政策なのだから本末転倒ですよね。
何でも一律に考えずに、糖尿病のような合併症がほぼ確実にでるような病気の場合、適用外にするべきだと思います (^^ゞ

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