「USB3.2を搭載したコントローラー等の対応製品が今年後半？！」USBの解説と購入時の注意事項

　今年 (2019年)の後半から、いよいよ USB3.2 に対応した製品が発売する予定らしいですね(^^♪

　USB3.2は2レーンを使用し、USB 3.1 Gen2対応の両端がType-Cコネクタのケーブルの利用で 20 Gbps に対応できます。

eSATA (6Gb/s) はUSB 3.0と同程度ですから、eSATAの倍以上の転送速度なりますね。
USB接続の外部メディアなどの需要が一気に増えそうですw

　現在販売されているUSB機器でUSB3.1以降、様々な表現で販売されていますので、少し解説をしたいと思います(^^ゞ

　「USB3.0」の名称が「USB3.1 Gen1」と変わっています。

USB規格（旧・新）・最大転送速度と転送モード

※以下の転送速度は最大値

USB1.1		12Mbps	Full-Speed (FSモード)
USB2.0		480Mbps	High-Speed (HSモード)
USB3.0	USB 3.1 Gen 1	5Gbps	SuperSpeed (SSモード)
USB3.1 SuperSpeed USB 10Gbps	USB 3.1 Gen 2	10Gbps	SuperSpeedPlus (SS+モード)
USB3.2 SuperSpeed USB 20Gbps	USB 3.2 Gen 2×2	20Gbps	SuperSpeedPlus (SS+モード)

転送モードは、他にLow-Speed（LSモード）- 1.5 Mbps がある。

　USB 3.2 で2レーンが使えるようになったため、
Gen 1x2, Gen 2x1, Gen 2x2 の3種類のモードがあり、
Gen 2x2 で 20 Gbps となります。
どのモードが使えるかは、インターフェース等の接続元の仕様やデバイス等の接続先の仕様により、設定できる場合とできない場合があると思われます。