歯医者に行って「なんでこんなシステム?!」と思う
歯や歯ぐきのチェックをするため、定期的に歯医者に通っています。
通い始めた当初は歯周病があったのですが、今では歯医者もうなずくほどに完治してます。
歯も着色汚れすらまったく無く、先生から歯磨きについて聞かれるほどです。
自分GJ! (^д☆)キラッ
ちなみに歯磨きは一日2回だけですよ〜 (^o^;)
治療は基本的に、歯と歯ぐきのチェックした後、レーザーで歯ぐきの表面を焼いて消毒と活性化を促し、歯の間の歯ぐきに消毒薬を塗るだけです。
Ora2 me STAIN CLEAR | |
クリニカ ADVANTAGE | |
APADENT ホワイトケアプラス |
使っている歯磨き粉は、Ora2とクリニカは交互に、APADENTは1・2週間毎に使っています。
歯医者の治療台に座ると、レントゲン画像などを表示するモニターが斜め横にあり、レントゲン画像を表示していない時は、メインメニューなどが表示されていることがあります。また、氏名、保険証番号などが個人情報が表示されているときもあります。
よく見ると Windows ではないですか!しかも 、Windows XP とか Windows 7 あたりです。
そして、明らかに Visual Basic ですよ〜!
どうしてVBだとわかるかといいますと。
Windows プログラムで、何種類か言語で開発された方なら、ボタンコントロールなどの形状や色使いなどで言語特定できるほど、VBは悪い意味で独特の特徴があるのです。
さらに残念なことに、無線LANで10Mときたもんです。
無線LANはご存知の通り、暗号化に脆弱性があり、完璧に近いものは存在しません。
そのため、業務など使う場合は、暗号化の他に特定のMACアドレスの子機だけを接続できるようにしたりします。
親機側の設定がどうなっているのか不明ですが、暗号化のみの設定ってことはないと信じたいです。
ただ、患者さんが無線LANに接続できるよう、受付にいえばパスワードを聞けます。
よもや開放しているポートが同じということはないと思いますが...一般的には親機を別けたり、ポートを分離したりして、内部向けのネットワークが見えないようにします。
また、暗号化もWEP方式ではなく、更に強度の強いAES方式にするべきです。
歯医者といえ、医者が使う個人情報を表示する端末が Windowsかつ無線LANって、どれだけ危険予知ができないのか。と思わざる得ません。
歯医者側が悪いのではなく、販売会社や開発会社側が悪いのです。
Windowsのネットワーク関連のセキュリティが甘いのはしょうがないとしても無線LANとは。
しかも、その歯医者はマンションの1階にあり、道路に面しています。2階からは一般入居です。
ハッキングしようと思えばできる環境です。
言っておきますが、ハッキングなんかやりませんよぉ!
また、VBでシステム開発すべきでない最大理由は、VBの特性上メモリーリークが必ず起こります。windowを生成した段階でです。
これはシステムの脆弱性の元となります。
こんな基本的な知識を知っていれば、決して業務システムでVBを採用しようとは思いません。
これは、そういった開発会社と契約してしまったか、その機器メーカーの社内開発であるか、開発費が極端に少ないかのいずれかの場合が大半です。
何故こんなことが起こるのでしょう。
答えは簡単です。
システム設計者の知識・技術不足が根本の原因です。
日本の医療システムは世界から見ると遅れていると言われています。
今回はそんな一部を垣間見たと言えるでしょうね。
システムに関しては、専門のシステム会社とコラボするのが一番です。
ケチったために患者情報がリークしては元も子もないですよね。
あなたが通う歯医者さんはどうですか?!
歯を削っていても痛みが軽減されるかもしれませんよ(笑)
歯医者で宣伝したデンタルケア商品で、聞いたところ良いらしいですよ!
私もお財布に余裕があったら、使ってみたいと思ってま〜すw
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