今さら聞けない!CDNって。どこのDNSが良いの?各CDNのレスポンスは?
スクリプトの紹介や解説のページに『Java-scriptはこのままはめ込みましょう!』というような書きっぷりで、読み込み元のサイトが何のかを説明していないことが多いです。
そこで、今回はよく利用されている cdnjs というネットワークを中心に解説します。
CDN = Content Delivery Network (コンテンツデリバリネットワーク) は、Java-scriptなどのウェブコンテンツをインターネット経由で配信するために最適化されたネットワークそのもので、コンテンツ配信網ともいわれています。
例えば、ブログサーバーにあるコンテツを各ブログで一斉に使いアクセスが集中すると、そのサーバーは高負荷になり、大幅にレスポンスが集中します。
CDNはこういった負荷を分散させ、共有コンテンツのアクセスレスポンスを良くするためのネットワークです。
コンテンツで一番利用するものがJava-scriptなどのブラウザーサイドのプログラムです。
例えば、jQueryなどがそれです。
Googleなどの大手もCDNを提供していますが、あくまでもその提供元がよく利用すると想定するものが大半で、提供されるライブラリー数は少ないです。
そこでよく利用されるCDNが『cdnjs』です。
cdnjsは数百以上の公開されているJava-scriptを提供しています。
このため、よく利用されているCDNとなっています。
では、Googleなどの大手と比べるとどれくらいのレスポンス差があるのでしょう?
以下の表をご覧ください。
各CDNのレスポンス時間を比較した表です。
cdnjs はCloudflareを使っていますので、Cloudflareを見てください。
cdnjsが遜色ないレスポンス時間を提供していることが分ります。
cdnjsの基盤ネットワークはCloudflareを使っているので、当然ですね。
CloudflareはDNS 1.1.1.1 という有名な無料DNSアドレスを持っていて、DNS検索速度は常に世界最高クラスのもので、受賞歴も多いです。
日本国内にも東京と大阪に接続拠点があります。
また、cdnjsのここしばらくの稼働状況を見ても、サーバーが止まった形跡は見当たりませんでした。
ちなみに、cdnjsが提供しているJava-scriptの一覧は
http://cdnjs.com/packages.json
これをクリックして表示させれば、テキストで表示されますよ ♪
ただし、json出力なので詳しくない方がみても、よくわからないかも知れませんが。
もしくは、以下のページで検索します。
使いたい物があれば使うと良いでしょう!
これによりブログサーバーが提供していないJava-scriptも使えるようになりますw
今回の記事はここまで (^^ゞ
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