小学生のスポーツ大会での親御さん達の観戦マナー
特に小学生の大きな各種屋内スポーツ大会では総合体育館などの大きな施設を使い、親御さんなどが2階席などの声援が届く場所などで観戦できたりします。
地域によっては、夏休みや冬休み、各種連休などで親御さんたちも観戦しやすいようスケジュール設定されていることも多く、冬休みが近いこの時期にも多くの大会が開かれると思います。
大会での親御さんの応援は、試合をしている子供達より熱くなっていることが多々あります。
親御さんが自分の子供達を応援することは、子供達の励みになり練習時以上の力を発揮する起爆剤となることもあります。
しかし、熱くなった親御さんの応援が、相手の選手への憎悪や罵倒へと変わるときが多々あります。
そういう親御さんを見たことがありませんか?!
個人競技では、実に多いですよ (ToT)
自分の子供が負けそうになった時、子供が失敗した時などいろいろあります。
子供達がよく見ていることを知っていますか?!
はっきり言って、おぞましい形相で相手選手を罵倒しています。
そういう罵倒を受けた相手選手はトラウマとなることが多いです!
そうなった子供は、夜中にうなされたり、勝つことを怖がるようになります。
「子は親の鏡」とはよく言ったもので、自身の子供は、チームメイトが同じような状況になったとき同じ行動をとります。
特に小学生時代についた悪行は、そう簡単に直すことは難しいものです。
そういう子供達が成長し、やがて大人になり、親になったときに同じ行動をとり、負の連鎖が続きます。
コーチ時代に、そういった親御さんや子供達を嫌というほど見てきました。
コートから睨みを利かすと気づくことが多いのですが...
そうならないためにも、親御さん一人ひとりの行動が、子供の正しい成長につながっているということを考え、
正しい応援・声援をするよう心がけて欲しいものです。
そういう親御さんを見かけたら、できるだけ注意するように周りの人達もきをつけてください。
そして、監督やコーチも知らない顔をせず、しっかり親御さんたちも指導して欲しいものです。
子供達の応援をすると同時に、
競技そのものも応援する
と相手選手への罵倒もなくなり、互いの健闘を称えることができるようになるでしょう♪
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