Windows のサポート終了が騒がれる理由って...やばくない?!
最近また、Windows 7 ,MS Office 2010, Windows Server 2008 のサポート終了による注意喚起情報が出てニュースになっていましたね。
毎度、WindowsはIT業界を賑やかにしてくれますw
他のmacOSやLinuxの各ディストリビューションにもサポート打ち切りはありますが、こんなに騒がれることはありません (^^ゞ
Windowsはそのユーザー数の多さから話題になるのはわかりますが、Windowsは国家が推奨するOSでもなく、単なる企業の一商品ですよ!
そんな商品が単にサポートを打ち切るだけで、注意喚起を促すニュースになっているのですよ!
しかも個人ユーザーだけへの注意喚起だけでなく、政府・行政や企業への注意喚起でもあるのです。
実はこれ、非常に危機的な状態を示唆しています。
その危機的な状態が指し示しているのはWindowsではなく、利用者の方です。
Windowsが国家や主要企業に潜り込んでいることを示していると捉えても良いと思います。
実際、地方行政だけではなく、中央行政からインフラ、禁輸、治安など関係するほとんどにWindowsが使われているのですよ。
まるで狂っているかのようです。
問題が多いOSとして有名なWindowsが国内の主要OSとなっているのです!
これの何が問題かということを話したいと思います。
例えば、主要な物品、いわゆる戦略物資は1つのものに頼らないようにするため、複数の選択肢が選べるよう主要物品の製造メーカーなどが1社に偏らないよう、その使用比率を下げ、何かあっても物資が途絶えないようにします。
もし、その主要物品が使えなくなった、即座に危機的状況になってしまうからです。
これは危機管理の基本的な考え方です。
もし、Windowsが大規模で破壊的なウィルスに感染し全てのWindowsが使えなくなったら、どうなるか想像してみてください!!
おそらく国家や企業のみならず個人の経済活動はほぼできなくなるでしょう。
また、自衛隊の運用すらままならない状態になります。
日本列島全体が大規模な地震災害にあったようなレベルになる可能性があるのです。
以前、どこかの企業が企業内ネットワークにウィルスが侵入し、企業内のWindowsを使っているPCのほぼ全てがウィルス感染し、数日間業務の大半が止まった事件がありました。
この場合、簡単なウィルス除去で済みましたが...
これがもし、日本全土もしくは政府・行政内の全てのWindowsPCにウィルス感染し、データが破壊されたりしたら、国内はパニック状態になるでしょうね。
セキュリティ強化以前に、危機管理的にもWindowsだけに頼るようなコンピューターシステムを国家全体に張り巡らせてはならないのです。
少なくとも、国家レベルのシステムには、macOSやLinuxでの予備システムを用意しておく必要があるのです。
使用するOSの比率・比重を減らし、可用性を持たせたコンピューターシステムになるよう政府などが指針を出すべきなのです。
ですが...Windowsのサポートが終了するというだけでアホみたくニュースになり騒ぐこと自体、ナンセンスであり愚の骨頂なのです。
危機管理が国家や主要企業レベルで出来ていない証拠なのです。
まぁある意味、コンピューターシステムのセキュリティに関する平和ボケとも言えるですが...はぁ〜(^^ゞ
実践 危機管理読本―リスクマネジメントの基本から不祥事・災害対策まで
- 作者: 藤江俊彦
- 出版社/メーカー: 日本コンサルタントグループ
- 発売日: 2016/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
- 作者: マイケル・A・ロベルト,飯田恒夫
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (2件) を見る